【イケメン戦国】 戦国武将へのサプライズ<R18>
第4章 ~信長´ 罰ゲーム~
腕の中のなおを見ると、その頬は濡れていた。
「少々辛かったか」
優しく頬を撫で、流れる涙を舌で舐めとり、目元に口づけを落とす。
なおは弱々しく首を振り、そのまま俺の胸に顔を埋めると、愛おしすぎて涙が出たのだと小さな声で呟いた。
胸が強く締め付けられるように痛む。
狂ったようになおを求め、乱し、そして泣かせてしまった。
「俺への罰げえむは何だ?」
僅かに顔を上げ、なおが俺を見る。
「次は貴様の番だ。望む通りにしてやろう」
卓球勝負の結果は兎も角、なおを泣かせたことへの罰は受けよう。
そう心に誓い、再びなおを腕の中に閉じ込めた。