第4章 ～信長´　罰ゲーム～

指を一本増やし、奥を捏ねるように動かす。

掌にまで伝わるほど溢れてくる愛液。

再び顔を寄せ、舌で突起も舐めながら、指の出し入れを繰り返す。

「熱いな・・・」

ぎゅうぎゅうと締め付ける内壁を擦ると、なおは後ろ手に体を反らせ、顔を背ける。

「だめだ、こちらを見ろ」

立ち上がり、指の動きはそのままに、なおの頭を抱え込むようにして顔をこちらへ向けさせた。

「目を逸らさず、俺を見ていろ」

なおの頬は赤く染まり、目には涙が浮かぶ。苦しげな吐息が漏れる唇に、一度だけ口づけを落とす。


なお「の・・・ぶ、長・・様・・・ぁ」

「だめだ」

顎に手をかけ、顔を背けようとするなおの瞳を覗き込む。

「俺を見たまま、果てるがいい」

ぐちゅぐちゅと音を立ててなおの中を掻き回し、膨らんだ蕾を親指で擦り上げると、淫らな声を上げ、だが俺と目を合わせたまま、なおは体を強張らせる。

なお「あぁっ！だめ・・・っ　　んんっ！！！」


痙攣するその内部から指をそっと抜き、絡み付いた蜜を舐める。


力尽きたなおは、胸を上下させながら台の上に横たわっている。乱れたその姿に、自分の中に湧き上がるものを感じた。


「次は貴様が俺を悦ばせろ」


なおの膝の下に腕を差し入れて横抱きにし、そっと床に下ろすと、その場に膝をつく。

着物の前を肌蹴させ、なおの腕を引いて、そこに近付けさせた。


「なお・・・」

思わず、懇願するような声で名を呼んでしまう。

なおの手が無言のうちに伸ばされ、俺自身に触れた。

包み込み、上下に軽く動かされる。

もどかしくて、なおの髪に指を差し入れ頭を引き寄せると、

なお「・・・！」

一瞬躊躇うような素振りを見せ、だが、そっと先端を口に含み、舌先でくすぐられる。


もっと深く、もっと奥まで・・・

頭に添えた手に、抑揚をつけるように力を込めると、なおもそれに応じるように大きく口を開け、俺を咥え込んだ。

唾液で濡れて光る唇から、硬く、大きく膨らんだ欲が出入りを繰り返す。苦しそうに眉を寄せながらも舌を絡め、俺を愛そうとする姿に、体の奥から何かがせり上がる。