【イケメン戦国】 戦国武将へのサプライズ<R18>
第3章 ~信長~
意識が徐々にはっきりしてくる。
信長に深く揺さぶられ、二人同時に果てた後、ほんの少し眠ってしまったようだ。
「さっき、囲碁の勝負をした時の事を・・・」
信長「ああ」
信長もまた、その時のやり取りを思い出す。
信長「貴様が何か面白い勝負を仕掛けてくるのを、楽しみにしている」
眉間に寄せられた唇が、軽く音を立てて離れた。
なおの背中に回す腕で引き寄せ、その髪にも口づけを落とす。
留守の間、なおは誰と、どんな風に過ごすのだろう。
世話焼きのあいつか、それとも、隙あらばなおを奪おうとするあの男か・・・
どの男もなおを可愛がりすぎるから気に食わない。そんな奴らに屈託のない笑顔を向けるなおもなおだ。
胸に湧き上がる独占欲に駆られ、信長は強くなおを抱き締めた。