【イケメン戦国】 戦国武将へのサプライズ<R18>
第1章 ~幸村~
今すぐなおの中に入って、柔らかな身体を抱きしめ、揺さぶりたい。なおの感じる声、一番奥まで突き上げた時の表情を・・・そう思うのに。
なおの舌と指が絡み付き、唾液に濡れた幸村自身は今にも限界を迎えようとしている。なおと繋がりたいという思い以上に、もうこのまま快感に溺れてしまいたい。
大きく、そして硬く張りつめているものを口に含み、動きを止めないなお。それは、つまり・・・
「はっ・・・あぁっ・・ うぅぅっ!!」
びくんと大きく波打つ。その先端から生温かなものが放たれ、口内に広がった。
後頭部に添えられていた幸村の手が、思わずなおを引き寄せると、苦しげな表情が浮かぶ。
「・・・んっ ふ」
口の中で何度か脈打ち、全てを出し切ると、さらりとなおの髪を撫でながら、小さく呟く。
幸村「ごめん」
まだ口に含んだまま視線をあげると、息を切らし、頬を僅かに染めた幸村と目が合う。
そのまま、こぼさないようにそっと上へ唇を移動させる。先端までたどり着くと、チュッと音を立てて残ったものを吸い取る。
幸村「・・・っ」
眉を寄せながらも、幸村の放った白濁をコクリと飲み込んだ。
「私がこうして欲しかったから、いいの・・・」
幸村の手を取り、また湯の中へと誘う。
すっかり冷えてしまった肌。そして、ゆっくりと波が引くように興奮が冷めていく体を、温かな湯が包み込む。
なおは、体一つ分開けて幸村の横に座る。
心地よい風が吹き、火照った二人の頬を撫でていった。
息も整い、暫くすると、幸村の手がそっとなおへと伸ばされる。手首を掴み、こちらに引き寄せた。
バシャリと音を立て、なおの体が幸村の正面に移動する。そのまま抱きしめ、首筋に顔を埋めながら、幸村は囁いた。
幸村「これ、いつまで着てるんだよ」
うなじから浴衣の襟に指をかけ、ちょんちょんと引っ張る。
「あ・・・うん。 タイミング・・・脱ぎ時を見失ったというか。そもそも濡れる予定も無かったわけで」
幸村「最初から脱いどきゃ良かっただろ」
結び目に指をかけ、今度こそ帯を解く。
「あの、でも・・・」
少し慌てた表情のなおに、
幸村「馬鹿。今ここではしないから」
優しく笑いかける。