第4章 空腹
目の前の男の人はアイドル?
「えーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」
私は大声をだしてしまった
その様子に彼は
少し怒りながら言った
横山「なんやねん
そのリアクションは!」
私は焦りながら
「いえ、本当にごめんなさい
何も知らないで」
私は勝手にホストと思ってしまい
失礼だと反省していたのだ
しかし彼の怒りは収まらないのか
横山「俺やって、アイドルやっちゅねん」
そうブツブツ言いっていた
そんな彼を見ながら言った
「でも、アイドルが何で
こんなヤツを助けたんですか?」
その言葉に彼の動きが止まった
そう私の疑問が
彼にぶつかった瞬間だった
横山「アンタ・・・
死ぬしかなかったんやろ?」
彼の言葉に静かに頷いた
横山「やから助けた・・・
それだけや・・・」
そう言う優しい顔で微笑んだのだ
その笑顔に私の胸が一瞬
熱くなった
「でも!!!!!!!!!」
私が言いかけた時だった
私のお腹が鳴ったのだ
⦅ぐーーーーーーーーっ⦆
部屋に恥ずかしい音が響いた
その音に彼の視線も
私のお腹に注目する
横山「お腹、空いてるん?」
彼は少し笑いながら聞いてきた