• テキストサイズ

一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第5章 キミのために出来る事全て(東堂尽八*夢)完結


「尽八、おめさんタイム落ちてるぞ?」

「ぬっ!?調子は悪くなかったんだが…」

「あぁ。だからおかしいなと思って」

不思議そうにオレを見る
新開と話してると

「姫凪が来ねぇから
なんじゃナァイ?」

横から荒北が茶々を入れてきた

「オレに限ってそんな事
あるわけないだろう!
そんな事でこの東堂が
足を緩めると思うのか!?
それに声援なら山程うけている!」

「ハッ!そォかよ!
じゃあ何でタイム落ちてんだよ?
山神ィ!」

「オマエの知った事ではないな!」

やけに絡んでくる荒北に
神経が苛立って口調が荒くなる

「靖友?おめさんも今日は
えらく機嫌が悪いな?
2人ともどうした?」

「別に!ただコイツが
あんまりにもトロくっせぇから
チョット苛ついただけー!」

「それでもオマエよりは早かったぞ!」

「チャリの話じゃねぇよ!バァカ!」 

「2人ともいい加減にしろ!」

「チッ…わかってんよ
フクチャァン…」

見兼ねた新開がフクを
呼んできた事で荒北は渋々
引き下がり
その場は収まったが
オレの気持ちはモヤモヤしたままだった

その日荒北は練習が終わると
誰よりも早く帰っていき

新開はウサ吉の餌やり

フクは顧問と雑誌の
取材についての話し合い

と、皆がそれぞれ忙しくしていたので
オレは必然的に1人で
帰る事になった

モヤモヤした気持ちはまだ
少しも晴れていない
いくらローラーでペダルを回しても
山を登っても、それは変わらなかった
なんとか気分を上げたくて
オレは電話を手に取った
/ 7806ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp