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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第5章 キミのために出来る事全て(東堂尽八*夢)完結



「そんなのとっくに
なってるよォ〜って?」

後ろから聞こえた靖友の声に
驚いて飛び上がる

『なっ…!そんなわけないでしょ!』

「ハッ!オマエの考えてる事なんか
お見通しなんだよ!バァカチャン!
伊達にガキの頃から
一緒じゃないんだぜ?」 

靖友がニヤニヤと笑う

『変な勘繰りしないでよ!
誰が東堂なんか…』

「その割にはわざとらしい位
あからさまに避けてるじゃナァイ?」

『うっさい…』 

「あいつは見た目よりも軽くねぇし
そこまで悪い奴じゃないと思うけどォ?」

『関係ないから…』

そんな事わかってる
チャラチャラしてるように見えて
浮いた話はなく意外と堅い事とか
お喋りばかりしてるようで
真剣に練習してる事とか
意外と後輩の面倒見がいい事とかも
わかってるから苦しいんじゃない
嫌いになれるなら苦労しない。

放課後、自転車部に向かう途中
名前も知らない女子に囲まれる

「アンタ東堂さまの何?
慣れ慣れしくしないでよ」

はぁ?向こうが勝手に来てるだけじゃん

「荒北くんの友達だから
優しくしてもらえてるだけのくせに…」

頼んでないし。

「色仕掛けでもしてんじゃないの?」

誰がそんな事するか!
アンタ達と一緒にしないで。

『私は東堂君に興味ないから。 
勘違いして絡んで来ないで』 

これ以上謂れのない事で
文句言われるのは真っ平だ
絡んできた女子を
押しのけて先を急いだ
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