一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結
『きゃっ!びっくりした!』
姫凪が振り返り
目を丸くして俺を見てる
「姫凪!」
『はっはい…!』
姫凪がビクッと背を正す
そういえば俺って息上ってるし
妙にでかい声だし
なんか怖がられてる?!
『え~っと…』
「あ~っと~…」
何か妙な空気になった…
気恥ずかしい沈黙
『あ…あのネ!姫凪・・
ブンちゃんに話があって…』
姫凪が沈黙を破る
目を合わすと俺をジッと見つめ
少し顔を赤く染めていた
ヤバ…!!可愛い!-ってか!
んな事思ってる場合じゃねぇ!
「チョット待て姫凪!」
『え~…なんで?』
だから、そんな可愛い顔で
見上げんなよ~
言葉より先に突っ走りそうに
なんだろぃ!
「俺から…言わせて?」
息を整え姫凪を見る
『え…?でも…』
イキナリ悲しそうな顔になる
なんで?!
「なんでそんな顔するんだ!?」
思わず聞いたら
『だって…この前みたいな
話だったら…嫌だもん…』
俯いて呟いた
もう限界!!そんな台詞
反則だし!
「姫凪可愛すぎ!」
俺は姫凪を抱きしめた
『ブンちゃん!?え…っと!あの』
オロオロしながらも俺の腕に
大人しく抱かれる姫凪に
「これ以上俺を虜にして
どうする気だよぃ?」
と囁く
『え…!?でもブンちゃんは…』
「サクラとは別れたよ
お前じゃなきゃ俺ダメだった」
姫凪の言葉を遮ると
姫凪が急に黙った
あれ?なんだこの反応…