一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結
姫凪が涙を浮かべて
俺を睨んでいた
「えぇぇぇ!?何でだよ!」
イレギュラーな反応に動揺する俺に
『なんで先に言っちゃうの?
姫凪から言うつもり
だったのに…緊張とけちゃった』
我慢してたのか涙がポロポロと
落ちていく
「姫凪お前…やっぱ
可愛すぎだろぃ❤︎
なぁ、姫凪の話聞きたい
話して?」
姫凪の涙を拭って言うと
『え!?ヤダ~!もう無理~!』
顔を叛ける姫凪を
後ろから抱きしめ
「俺もヤダ~姫凪から
聞きてぇの♪お前の気持ち」
背中に顔を押し付けて呟く
『…すき…』
「ん~~?きこえねぇ」
『だから好き…なの…』
「もっと大きな声で~」
飛び跳ねたい気持ちと裏腹に
ついイヂワルとかしたくなって
調子乗ってると
『だから…!!』
いきなり姫凪が振り返り
俺のホッペに唇を押し当ててきた
「うわっ!姫凪!!?」
『好きだって言ってるでしょ!
ブンちゃんのイヂワル!!』
全くコイツ最高だって。
なんでこんなに俺のツボを
押さえまくりなわけ?
好きになる理由しか
思い浮かばねぇよ
「嬉しい…ずっと、その言葉が
聞きたかった…」
膨れる姫凪に
優しくキスを落とすと
『もぅ…ずるいな~
怒れなくなっちゃたよ』
俺の胸に身体を預けてきた
「姫凪、俺マヂだから
ずっと側に居ろぃ?」
『うん…嬉しい❤︎ 』
姫凪と俺はしばらく
そのまま抱き合っていた
遠回りした分だけ幸せも
倍増だった
俺の心はお前でイッパイ
それはこれからも
ずっと変わらない
お前も同じであって欲しいと
願ってやまない
バカな願いだって
当たり前だって
笑ってくれる??