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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


"物騒だな"と引いた顔の
同僚に背を向けて
バックルームに足を運ぶと
いつもは静かなはずの部屋から
話し声がもれてる

店長の声と姫凪の声
二人が居る事より
胸を掻き乱す
店長の言葉

聞こえてくる声に
今まで不可解だったり
不快だったりした
全ての事が解れて
腑に落ちていく

「俺を責めて良いよ
嫌っても良い…
布施さんが振り向かない事は
分かってる
だから…二口に取られるくらいなら
引き裂いてしまいたかった…ごめん」

姫凪の返事は聞こえない

責めたい気持ちはゼロじゃない
メチャクチャに責めて
怒鳴りつけたい気持ちはある
姫凪もきっと一緒だと思うけど

元はと言えば俺らが
ウダウダしてたから
スキだらけだったから
割って入られたんだよな
そう考えたら
責めたりしてる場合じゃねぇじゃん?

もう入り込まれない様に

「…隠れんぼにしては
隠れる所シュミ悪過ぎ…」

離さないように
離れない様に
シッカリ捕まえに行くのが
なにより先

そうだろ?
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