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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


久々の昼シフトは
なかなかハードだった

深夜まで働いて少し寝て
大学行って
そのまま店へ。

正直身体は限界で
フラフラしながら店への道を歩いてると
目の前に見た事ある背中

「何やってんだ?」

「あ!堅治くん!
ちょうど良い所に!
買い出し頼まれたんだけど
凄い重たくて…」

振り返ったサクラさんの手の中では
大きな買い物袋が揺れている
偶然だと言われて
納得するにはあまりにも
タイミング良すぎる

「…めっちゃ嘘くせえんだけど
確実に運ばせる為に
待ってたよな?」

「いや、そんな事は…!
ただ…その…昼に二人で入るって
久々だから…嬉しくて」

顔を赤くしたサクラさんが
俺の横に並んで

「一緒にお店まで行きたいな…だめ?」

チラチラと見上げてくる
正直疲れもピークで少しイラつきはしてるけど

「堅治くん…ごめん」

そんな顔されたら冷たくするのも
心が痛むのも事実。
疲労とイラつきをなんとか押さえ込み
手をサクラさんに伸ばす
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