一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
だからって
サクラさんと、って
事にはならないけど…
「物好きっているんだな
まぁ、友達の中の変わり種と思えば
良いんじゃね」
「え!?友達!良いの!?」
「あんだけシツコク言ってきといて」
「シツコイとか言い方悪い!
でも、嬉しい…ありがと…」
ただのバイト仲間って括りには
入れておけない、よな
「…こっちのセリフ。
とりあえず今日は笑えた、から
なんつーか、ありがと」
ニコリと笑い掛けると
少し涙目になりながら
笑い返して来るサクラさん
幼い笑顔は嫌いじゃない
きっと少し前の
アンタを知らない頃の俺なら
普通に好きになってたかも知れない
けどやっぱり
「さて。
せっかく来たんだ
飯、食うべ?」
「うん!お腹空いた!
あ、今度さ昼休みに
公園ランチしない?
お弁当作って行くからさ」
「…弁当は良いや。
作って貰いたい人は
決まってるし…な」
俺はアンタが良いんだよ