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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


ツレの声に反応して

「え?じゃあ俺は…」
「あ!ズルい!俺も座る…!」

そそくさと好みの女の子近くを
隣を取りにかかる男子陣

「あ、そこは俺だから。
良いよな?サクラさん」

他の女子に行くよりはと思って
サクラさんの横を取ろうとする
友達を押し退け
驚いて固まったままのサクラさんの
近くに腰を下ろす

「なに?嫌なわけ?」

サクラさんの顔を覗き込むと

「ううん!全然!
てゆっか、二口くん合コンとか
来るんだね…知らなかった…」

慌てて首を大きく横に振り

「…布施さん…怒らない、の?」

ポツリと付け足す

サクラさんの声に
ズキリと痛む胸は
昨夜の記憶を連れて来る

やらかした俺を罵る事もなく
ただ静かに震えてた姫凪

「……怒ってくれたら
こんな所、来てねぇよ…」

怒られたって良い
殴られても罵られても良い
中途半端にカッコつけて出て行ったくせに
未練たらたらな俺を
追って来て欲しかった
"バカだ"と叱り付けて欲しかった
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