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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


同僚に事情を説明して
店を後にして家に帰る

あれ以来光らない通知

もう折れそうだよ
いっその事、忘れられたら
楽なのに

後一回、まだもしかしたら
なんて心がゴネて
折れそうな心を縛り付ける

明日…最後に一度だけ。

呟き立ち上がって
キッチンに立ち
堅治が美味しいと言ってくれた
オカズを下拵えする

大学の場所は分かってる
お昼休みに…って
ストーカーっぽくて
引かれちゃうかな
でも、これで嫌われたら
少しは諦めが付く

早起きして作った
お弁当を二つ持って
仕事場に向かい

『今日のランチは一人で
食べるから!ごめんね!』

昼休みに入るや否や
会社を後にする

ここから堅治の大学までは
然程遠くないけど
贅沢して買った時間
飛び乗ったタクシーの窓を流れる
景色を眺めながら
LINEを送る

[少しだけ時間ない?
大学のすぐ近くに居るから]

付かない既読にソワソワして
心臓が痛くなる

お願い気付いて
最後になったとしても
何も言えないままより
ずっと良い

だから
私から目を逸らさないで。
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