一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
驚いて固まる私の腕を掴み
堅治が引き摺るように
部屋に入り
乱暴に唇が奪われた
「舌、絡めて来いよ」
低い声に頭は更に混乱して
声は出せないから
胸を叩いて押し返す
待ってよ
どうしたの?
なんで、怒ってるの?
堅治も仲直りするつもりで
「なに、その顔。
もう俺にはされたくねぇって?
…とか、言われても
止まれねえけど、な」
来てくれたんじゃなかったの?
冷ややかな視線に
震える身体は
堅治に抑えつけられ
「我慢させられた分
キッチリ回収させてくれよな」
服が乱暴に脱がされる
「なに?嫌なわけ?」
さっきより低く沈んで
冷たい声に
声をあげたい喉がキツく閉じる
堅治が嫌なんじゃない
そんなわけないじゃない
こんな風にされるのが嫌なだけだよ?
ねぇ、お願いだから
分かってよ
……ねぇ?
「いい加減心折れろよ
抵抗なんか無駄だって分かんね?
どうせ、ヤラれるなら
楽しまないと損じゃん」
『嫌…だ』
「なにが?」
なんで分かってくれないの?