• テキストサイズ

一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


このまま
良い方向へ流れて行くと
思ってた
緊張しながら薄く開けたドア
見上げた堅治の顔は

「…身体、大丈夫?」

少し暗くて胸がザワッと騒ぐ

『うん、普通』

「入っても?」

『えっと…』

断るないはずなのに
二人の間の温度差に
声が喉に引っかかってしまう

「嫌なんだ」

ドアを開ける数秒前まで
私は鳴ったインターホンと
聞こえた声が嬉しくて
笑ってたはずなのに
今、堅治の目に映る私は

『違くて…』

そんな風に映ってるの?

「なにがだよ!
違うって顔してねぇじゃん?
来るのは俺じゃない方が
良かったのか?
なぁ…店長に来て欲しかった?
俺は…もう、要らない?」

堅治の声は苦しそうに詰まって
辛そうな顔に
私の声も喉で固まって出て来ない
首を横に振って
見つめる事しか出来ない

「なんなんだよ…!
嫌なら嫌って言えよ!
下手に優しくしてっと…」

『え?堅治…?!』

「痛い目にあうぜ?
それとも…それも計算?
オトナの駆け引きとか言うやつなら
残念でした。
俺とは楽しめねぇよ

……ガキだから」
/ 7806ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp