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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


「いや、お会計は…」

『駄目です。
じゃあ、これ置いていきますから
もし、余ったら募金箱にでも入れて下さい』

よし、張れる意地はまだ残ってる

部屋に戻り
余ってしまった
手当り次第買った
まとまり無い材料を冷蔵庫に入れる
明日はチャント買い物をして
美味しいご飯を作って
堅治を誘ってみよう

仲直りしないと
このままなんて嫌だ

限界に近かった
気持ちの糸は
お風呂に入る前に切れて
目が覚めた時には
もう空は明るくなっていた

携帯に触れる暇もなく
シャワーを浴びて仕事に向かう
溜まった仕事に追われて
昼休みには電池切れになりそうな体力

『…来ては…ないのよね…』

朝と変わらない
携帯のディスプレイ
充電もほぼ変わりなく
LINEも着信も
なにも入って来てない事を知って
更に深い溜め息が出る

自分から送れば良いんだけど…
擦り減った体力と
虫の息の気力は
携帯を鞄に戻してしまう

こんな時、サクラちゃんなら
きっと…って!
比べても始まらない!
帰りは店に行って
堅治を家に誘うんだから!
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