一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
堅治が好きなのも変わらない
他の人と幸せになろうなんて
思ってない…のに
『私は…』
「二口と付き合って幸せなの?
今日店に居る時も
今も泣きそうな顔してるのに?」
言い返せないのはなんで?
「布施さん
俺の事見ててくれたでしょ?
気付いてたけど
なんて言うか…
お客さんとそういう関係になるって
考えた事なくてさ…
サクラちゃんとかに
相談したりもしてたんだけど…
ずっと勇気出なくてさ」
店長さんの声が耳に痛い
私を好きだった事とか
サクラちゃんをどう思ってたかより
『私は…店長さんが
サクラちゃんを好きなんだと…
思ってた…』
「まさか。
サクラちゃんは
二口を好きだし
さすがに従業員に手は出さないよ
あの子もまだ大学生だからね
ちょっと歳も離れてるし
そういう対象じゃないかな」
サクラちゃんの想いを
確信させる言葉が一番痛い
それは私が堅治を好きだからで
何を言われても
そっちが重いからなのに…