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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


やっぱり今日はダメな日だ
やる事全部がマイナスに動く様に
なってるのかも知れない

『えっと…私も買い忘れ?かな…』

「…一人で買いに来たの?
こんな暗いのに?
二口がよく許したね」

店長さんの言葉が一つ一つ
胸に刺さって

『放っといて下さい
早く買って帰らないと…』

やっと止まった涙が溢れそうになって来る

店長さんに背を向け
カゴの中の余計な物を戻しながら
使えそうな食材を
放り込むけど
作れそうな物も
作りたい物も浮かばなくて
また足が止まる

「帰りたい様に思えないけど?」

『そんな事ありません
早くお店に戻らないと
大変じゃないですか?』

「夕方混み過ぎて
ウソみたいに暇だから平気だよ
今日はスタッフも
しっかりした子を入れてるし
それより布施さんが心配だ
ずっと泣きそうな顔してるよ」

追い掛けて来るのは
店長さんの声

私の聞きたい声じゃない

あんな事言って飛び出したクセに
本当は追い掛けて来て欲しかったとか
ワガママにも程があるよね
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