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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


「ずいぶん勝手なんスね
オトナって
ガキより厄介なんじゃね?
必死こいて帰ってきたの
バカみてぇ…」

苛立った声が
私の胸に深く突き刺さる

『それは…
サクラちゃんの所に
居たかったって事?』

こんな事言いたいんじゃなかった
ただ"寂しかった"って
"帰って来てくれてありがとう"って
言うだけで良かったのに

「何言って…んの?
なんでそこでサクラさんが…」

『あんな帰り方して
悪いと思ったから戻って来て
店の近くで待ってた…の
そしたら…一緒に出て来て…
二人で…タクシーに…』

飽和状態だった嫉妬は私の唇から
零れ落ちたのは

「いや、あれは…サクラさんが
体調崩して…一人で帰らせるの
心配で…」

『…そう…
サクラちゃん良い子だもんね
堅治が心配するのも当然だ…』

堅治を責める可愛くない言葉ばかり

堅治は優しいから
相手がサクラちゃんじゃなくても
例えば男の人だったとしても
送り届けると思う
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