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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


でもそれは

「ねぇ?賢二郎~
良いじゃん?彼女とか言っても
別に本気じゃないんでしょ?」

「こら、止めろ。
もうお前とは…」

姫凪と会うまでの
俺の話。

姫凪と会ってからは
ナナの事を
思い出す暇もなかったし
飲み会に居たオンナに
迫られても
当たり前だけど
持ち帰った事も連絡先を
交換した事もなかった

もちろん今もナナに
何も感じねぇし
なるべく冷静に否して
お引き取り願う…はずだった。

念の為
涙で濡れる瞳は見ないように
得意の冷めた声色と態度で
押し返した身体

急に静かになるナナに
チクリとする胸は無視して
なるべく冷たく追い立てようとした
そんな俺の計画は順調だと思ったのも

束の間

「ほら、サッサと帰れ
誤解されたくね…」
「そう言っていつも最後に
ガッツクのは誰かなー?
賢二郎口では頑固だけど
コッチは素直なの知ってるもーん」

「おい…待て…ナナ…!」

「ヤ ダ。
賢二郎の欲しい…」

甘えた声に立ち込める暗雲
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