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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


『ゴメンナサイ!魔法お願いシャス!
てゆっか髪の毛まだ生乾きだから
急いで乾かしてくるっ』

この無知で無防で鈍感で
ピュアの純度100%みたいな
このチビ姫を

「トロそうだから
俺が乾かしたげる!
…あーー!貸して!そんな乱暴にしたら
髪の毛傷むっ!」

もう少し独り占めにしたくなっただけ。

『え…!?大丈夫!
後ろ向き怖い…』

「なに?前に賢二郎に襲われたー?」

『…白布さんはべつに良くて!
ただ…オトナの人は怖い…
天童さんはそんな事しないのに
ゴメンナサイ…
でも、顔が見えないの怖いから
自分でやって良い?』

ほら、まだ色々知らない事だらけだから
知らなかったら作戦も立てられないから
【カン】で【間違えた】で
この子が泣くのが嫌だから
…そう、ただのリサーチ
深い意味も
変な理由もない

「ダメでーす。
鏡見てたら良いじゃん
乾かしてる間に賢二郎に
ムカついた事とか吐き出しなヨ?
イライラは肌に悪いカラ!」

この子に笑って欲しい
ただそれだけ

ホントだヨ?
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