一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
ただこのチョコマカ動く
小動物みたいなこの子が
『ちょ、なに?
まさか変な薬?!警察に電話…!?』
「するな!!
性癖を警察に晒すだけ!」
『性癖…ヘンタイさん?』
「失礼だネ!!」
居なくなったらツマンナイって
チョット思っただけ
それだけだヨ。
俺のセクシーお宝コレクションの引き出しと
慌てる俺を交互に見ながら
怪訝な顔する姫凪チャンの頭を叩き
[さぁネ?
自力で見つけ出してみろーってな?
早く来ないと色々仕込んじゃうヨー]
賢二郎に打つメッセージ
教えたくないわけじゃない
邪魔したいわけじゃない
「バカな事言ってると
可愛くなる魔法掛けてあげないヨ~?
ほら、鏡の前に座って!
サッサと始めよ!」
ずっと側に、なんて
そんな熱い気持ちはさらさらない
囲ってしまおうなんて
そんな邪な事だって思ってもいない。
ただ、"後少しだけ"
そう思っちゃったんだ。