• テキストサイズ

一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


意地を捨て縋った後だけに
先約の出現が憎らしい

今日は退いてよテンドーサン!
ご飯くらい二人ならいつでも
行けるでしょ??
帰れ~帰れ~…!

瀬見さんの背中に隠れながら
テンドーさんに念を送ってる私を他所に

「そ、そうだっけ?!
つーか、ヤバミってなんだ!?
俺は別に何にも疚しいことは…」

「へぇーー?
じゃあ何のつもりで
賢二郎のオンナ連れ込む気で
いるのかナ?」

「ば、ばか!連れ込むとか
そんなんじゃねぇから!
ただ、話を聞いてだな…」

「話を聞くー…だけで済む?
それ以上の事しないって
言える?ゼッタイニ?
"ウサゾウ"ではそんな事ならないよネー?」

二人がコソコソと何か話し合ってる
ウサゾウ?そんな事?なんの事??
って!ノンビリ静観してる場合じゃないっ
この強敵(テンドーサン)から
瀬見さんを死守しなくちゃ!

グッとお腹に力を入れ
戯れ合う二人を見てた背中の後から
思い切って足を前へ踏み出した
/ 7806ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp