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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


それは、好きだからなるんじゃないの?
その人が好きなの?

その人に…エッチな事…されたの?

さっき仕入れたばかりの
私には敷居が高かったアレコレを
目の前の綺麗な人は
アッサリ出来ちゃうの?

だから好きなの?
じゃあ…

『お…お邪魔しました!!』

ここに要らないのは
私じゃん…。

バタンと扉を閉めて
リビングを後にして
力任せに靴に足を突っ込んだ

せっかく買った新しい靴の踵は
乱暴に履いた事で踏み付けられ
グチャリとひしゃげてる

『新しい…靴…
見て欲しかったのに…
汚くなっちゃう…!』

トントンと爪先をアスファルトで叩き
慌ててチャント靴を履くも
付いてしまった変な癖に
足は収まり悪いと
不快感を訴えて無性に涙を誘ってくる

唇を噛み締めて
玄関のドアを開けると

「姫凪!待て!」

背中に白布さんの声がぶつかった

「姫凪…俺…」

白布さんの唇から溢れる私の名前が
私の鼓膜を揺さぶる
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