一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
ソワソワする俺を見て
”相変わらず過ぎてウケる”と
笑い転げる瀬見さんが
「って!姫凪ちゃんの勉強見てるんじゃ?
まだ半分なんだろ?」
痛いところを突いてくる
「げっ…そうだった…」
「げっ、てこたぁないだろうがよ」
呆れる瀬見さんを余所目に
俺の頭の中は目まぐるしく
この後のペース配分に思考を持って行かれていた
あの調子だと後小一時間は余裕で掛かる
いや。家に帰らなかったら平気だけど
俺バレーしたからな…
牛島さんに会うのにこんなヨレヨレとか
ナイ。アリエナイ。