一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
『…姫凪だもん…
何時までいいの?
その時間になったら帰れば良いだろー…
自力でなんとかするから良い…』
「…はぁ。
今日だけ特別、大サービス。
次からは超過料金表取り立てるから
そのつもりで…」
なーんか放っとけねぇんだよな
『あ、ありがと!白布、さん!』
付け足された”サン”に
呆れて笑い
細長い机を挟んでオニギリを食う
色気もムードも会話も
何もない空間なのに
俺の眉間には珍しくシワが寄ってなかった
勉強が始まるまでは。