一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
「…ま、一応」
姫凪の分のお茶と
軽く食えるオニギリ等を買い込み
体育館に戻る頃には
部員は残ってなくて
「…高校生デビュー?
あんまり弾けるなよー
心配してたぜ?」
『…だって…
なんかさ…』
瀬見さんと姫凪だけが
広い体育館に残って居た
「瀬見さんに教えてもらうか?
俺より優しいと思うけど」
近過ぎる距離を軽くからかうハズが
なんか俺が妬いてるみたいじゃね?
「白布?勘違いすんなって!
俺と姫凪ちゃんは
そんなんじゃねぇから安心して…」
ほら、見ろ。
安定の誤解。