一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
思い出話に咲きかけた花を
『まだ?待ってるんだけど』
冷めた声がポキリと折る
「あ、忘れてた。
着替えて来るから待ってろ」
「お前っ!忘れてたとか
そんな事言うな!
もっとオブラートにだな…」
小言を言う瀬見さんをガン無視して
部室で着替えを済ませ
「じゃあ、鍵借りときます
後で職員室に返しとくんで。
おい、もうチョット待ってろ
なんか飲み物買ってくる」
瀬見さんと姫凪に声を掛け
近くのコンビニに走った
「ビール…は
不味いよな。一応学校だし…」
仕方なく緑茶を手に取る