一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
「聞いてねぇって。
来いよクソガキ。
なにも家まで送るなんて
言ってねぇから。
自惚れるには色気が足んねぇよチビ」
いくら女日照りでも
JKとかないわ
『…ムカつく!嫌い!』
「お、意見あったな。
すごーい。
ほら、行くぞ
まじ明日も早いから
サッサとして」
文句を言う姫凪を
引き摺るように駅に連れて行き
最寄りの駅を聞く…と。
「は?」
『なによ』
同じ駅とかマジ勘弁。
「なんも。
定期とかは?」
『ガッコこっちじゃないから無い』
仕方なく切符を買い与えて
最寄り駅まで無言で電車に揺られた