一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
真っ赤な顔のせまいオデコを
ピンと弾くと
『余計なお世話!』
安定の可愛げの無さ
「一人になったら
補導されんぞ?」
『うぐぅッ!』
なんかこの馬鹿正直なの
誰かに似てんな
ま、どうでもいっか。
「さっさと来いよガキ
俺は明日も朝から仕事なの
お気楽なセイガクと一緒じゃねぇの」
時計を気にしながら
引っ張る腕を
『ガキじゃないし!
姫凪って名前あるし!
送ってどうするつもり!?スケベ!』
ソイツがバシッと振り払う
本当何なんだよ、コイツ。