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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


最寄り駅までは数駅だけど
混雑した車内では
必然的に密着するから

『あつ…。
なんなの?いつもこんなの?』

電車から降りる頃には
少し汗で乱れた髪と疲れた顔

「体力ねぇな。
サッサと歩け
改札出たらバイバイだ」

我関せずで歩こうとする俺の腕が

『は?なんで?オジサン改札出るのよ!
ヤッパリ家まで付いてくる気なの!?』

慌てて掴んで止められる

コイツのこの自信はどっから来んだよ。
って、これいつだったか
同じ様な事思った様な?

『チョット!聞いてるの!?』
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