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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第46章 小さく恋、育つ(宮侑) 生誕記念 完結


残念な告白に落ち込むよりも早く

「そんなん気付いたん?」

違う驚きが俺に去来する

そりゃ一瞬やばかったけど
後はずっと座ってたし
絶対気付かれへんと思ってた

『…分かるわ。
リビングに入る時
引き摺ってたやろ…
ほら、足出して
大人しく座って待っとき
包帯とかもあるはずやし』

俺の頬を引っ張り笑う姫凪が
身体を離して
リビングから出て行こうとする

「待て!もう病院行ったから!
大丈夫や!
それより…!」

姫凪を後ろから抱き締めて足を止め

「…心配してくれて
ありがとうな?
湿布も包帯もエエから
チョットこうしとかせて?
こっちのが痛み引きそうや」

姫凪を抱き締めたまんま
ソファーに腰をドスンと落とす

振動は足首に響くし

『ちょ!離しって!
ホンマ侑はスグこんな事してから!』

お前の声は耳より心に響くけど

「お前にだけな?
言うてるやろ、俺は別に軽ないって。
誰にでもこんなんせぇへん
姫凪にだけや…」

お前が暖かいから

『…アホか…』

「おん、そうかも…
姫凪…気持ちええなぁ…」

『知らんわ…
次アラーム鳴ったら行きや…
足首痛いのに来てくれたから
特別やねんからな…』

逃げへんから

「おん…あざーっす」

まぁええわ。
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