一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第45章 想われ想われ 恋生まれ(五色工)生誕記念 完結
「どれどれ~?
これってさ、告白フラグだったりして?
ツトム心当たりないの!?」
「こ、こくはく?!誰がスか!?」
ニヤニヤ顔からの
とんでも発言に俺の目は丸く見開かれる
「いや、そんなの俺に聞かれても!!
この紙がいつ紛れ込んだか
心当たりないのーー?」
確かにそうだけど!
心当たりも何も…会社に居る女子で
俺の資料に触れて…なんて一人しか…
フワリと浮かぶ布施の顔
え?アイツ?
まさか、だよな?
だって俺ぶっちゃけ
小うるさい先輩だし
アイツいつも俺と話す時
なんかオドオドして会話続かねぇし
てっきり嫌われてるのかと…
いや、でももし
本当に告白だとしたら?!
お、俺はなんて応えたら!?
イキナリの幸せな予感に
ソワソワしだす俺を
「ハハ…あるんだネ~
てゆっかこんな時間じゃ
完全にチャンス逃したんじゃナイ?」
「ですよね?
8/22後、一時間しかありませんし…」
ぶった切る天童さんと白布さんの声
時計を覗くと
俺の誕生日の終わりへ向かって
針は進んでる
「いつの間にこんな時間に!!
あー!どうしましょう!?
もう流石に寝てますかね!?
と、とりあえず電話!?」
慌てて携帯を取り出すと
いつの間にか
入ってたメッセージ
差出人は
[素敵な誕生日を]
布施だった