第44章 コエとオレ（灰羽リエーフ）818の日記念　完結

「…どうかな？」

「な、なんですか！？研磨さん！
あ！羨ましいとか！？」

「…全然。
ただ、なんか…
リエーフに興味ある様に見えなかったから」

「俺に、じゃなかったら
なにに興味あるンすかー！？
ここに居るの俺と研磨さんと
トラさんですよ？
と、なれば俺でしょーー！」

自信満々な俺に呆れた顔されても
俺は疑いもしなかった

一目惚れはあると思ってた

運命の出会いも
赤い糸も信じてた

なのに…

それから数日
連絡がなくて

トラさんにはイジられるし
研磨さんは慰めてくれないし

凹みまくって迎えた
部休日

姉ちゃんからの買い物の誘いも断って
ベットでフテ寝してたら
登録なしのコールが鳴った