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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結


ブン太side

あん時追いかけたりしなきゃ
あんな光景見なくてすんだのに
ツイてね~よな
まぁ、姫凪に関する事で
ツイてた事なんて
今まで一回もねーけどよ・・・

姫凪と赤也があんまり
イチャついてっからブッチャケかなり
イラついてたんだよな
いつもの悪乗りだなんてこと
解ってんのに
笑ってなんか居られなかった
それくらいテンパってた
サクラが絡んで来た時
話あわせてジャレたんも
姫凪が妬かねーかな
って思ったから

姫凪のムッとした顔見て
正直少し浮かれた
でも店出て行ったの見て
スグやばいって思った
必死こいて追いかけて…
んで、見てしまった

姫凪が赤也に
抱きしめられてるのを

頭が真っ白になった
声なんか掛けられなかった
二人が居なくなった場所に
いつまでも突っ立ってた

「ブン太…帰ろう?もう暗いよ?」

後ろからサクラの声

「なに…?ズット居たわけ?」

「うん…。ほっとけないもん…」

サクラの腕が俺の腰に
回ってきた

「おい、待てって…冗談だろぃ?」

「冗談でこんな事しないよ…
ブン太、大好き・・」

サクラの顔が胸に
埋められる 

「俺は姫凪が…」

「そんなの知ってる…ズット前から
解ってる…でも、諦められないの
1年の時からブン太だけなの」

「サクラ…でも…」

「私じゃダメ・・・?」

ダメに決まってる
良いわけないだろぃ?
答えはハッキリしてるはずなのに
声にならなかった
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