一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
「今日は午後から
梟谷が来るから
向こうの監督達の分も
椅子出しとけー」
一年に指示を出して
その他の準備を始める
「マネ居ないと大変だなァ
誰か入れますかァ?」
「そんなホイホイ決まらねぇよ
マネ教育までしてる場合かよ
リエーフどうすんだ?
春高間に合わねぇよ」
大量のタオルを抱える黒尾と
体育館から物干し場へ歩いてると
「あれあれー?」
廊下の先に
見た事のある人影が二つ
「梟谷の木葉?と…」
「布施…?」
並んでなんか話してる?
かすかに届く声に
耳を立ててる
「付き合ってくれてサンキュ」
『ううん。こっちこそ…
その…ありがと……』
そう言って笑う布施の
頭を撫でる木葉。