一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結
『姫凪❤︎こっちきて❤︎』
ブン太が手招く。
近づいた途端に腕を引かれ
抱き寄せられた
『ちょっ…ブン太!?
イキナリどうしたの??』
「べ~つに?姫凪を
抱きしめたくなっただけ❤︎」
『でも…ここ教室だし!
皆見てるじゃん!恥ずかしい~』
「俺ら付き合ってんだし
いいだろぃ?…なぁ?幸村?」
振り替えると幸村が立っていた
一見いつも通りだけど
目が笑ってない?
「おはよう、ブン太。
朝から楽しそうじゃないか…」
「羨ましいだろぃ?」
「そうだね。俺も混ぜてくれよ」
「だーめ❤︎姫凪は
俺のだし?変な事してんなよ?」
「どうかな?
しない自信ないんだけど…?」
私を挟んで冷戦が繰り広げられてる…
凄く怖いんですけど…
「なん…!」
【キーンコーンカーンコーン】
ブン太の声をチャイムがかきけす
渋々私を離してブン太は
教室を出ていった
私の頭は思考停止状態。
えっと……昨日
私なんで泣いてたっけ?
なんで今、私ブン太に
抱き締められてたんだっけ?
わかんない…
わかんないんだけど…
久しぶりのブン太の腕の中は
やっぱり心が落ち着く
私…欲求不満だったのかな…
嫌…何か凄く生々しい…
てゆっか
あんなに溢れてた不満や
不安が一掃されて
今の私の頭はブン太を好きって
気持ちでイッパイ
私ってば単純すぎだし
今日は昼休みも
ブン太と一緒で久しぶりに
ヤッハ゜2人は恋人なんだって
実感した
今日はブン太は
部活休みだけどわたしは部活がある
一緒に帰りたかったなぁ…
なんて考えながら部室へ
まだ誰も来てなかった
詩を書こうとペンを取ったとき
部室のドアが開いた
入ってきたのは幸村だった