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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結


「うたた寝してたお前から
何で幸村の香水の匂いがするわけ?」

『え…それは…』

さっきの事が頭に甦り
思わず顔が赤くなった

「なに赤くなってんだよ?
この匂い、何でついた?」 

ブン太の手に力が入る

『それは…。』

「…言えない事したのかよ?」

ブン太の言葉は私の心をかき乱した

そんな事すると思ってるの?
ブン太だって…
他の子と仲良くしてるじゃん…

色んな事が頭を巡る。

私はブン太だけなのに…
疑ったりしないでよ、バカッ!

『だったら!?ブン太には…
関係ないじゃん!』

あれ…私…何言った?
何で浮気仄めかしてんのよ!?
絶対誤解された!
今度こそ凄い怒られる!

「…あっそ。んじゃ、聞かねぇ」

え…こんなにスグ納得?

私はブン太が女子に
囲まれてるだけで嫉妬で
グチャグチャなのに… 
幸村と2人で居たんだよ?
なのにブン太にはその程度なんだ…。

そっかぁ…ヤッパリ…
ブン太の【好き】は
その程度だった…ううん。
違うかな…。
ねぇ…ブン太…?

ブン太の私への気持ちは
最初から【好き】にすら
なってなかったんだよね?

心がささくれる… 
近くに居るのに凄く遠い 

「じゃあな」

私を家まで送って
振り向きもせず帰っていった 

涙が止まらない…
ねぇ…ブン太… 
なんで私と付き合ったの?
好きでもないくせに…
振るのが可哀想だった?
振るのも面倒くさかった?
この状況のが振られるより
100倍辛いよ…

翌朝、鏡に映った私は酷い顔。

顔を洗ってもシャキッとしない
泣きすぎて頭も痛い
フラフラしながら登校すると
教室に入るとブン太が居た

「姫凪!おはよ❤︎」

嘘みたいに明るい笑顔で挨拶?

『あ…おはよ』

対処に困る…
もしかして昨日の事は夢?

な…わけ、ないよね?
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