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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第1章 ☆捨てられないキミ(御堂筋翔*夢)[きいろシリーズ①]完結


次の日席について本を読んでたら

「なぁ、御堂筋くん、布施と
よく話してるけどもしかして…
もう食ったん?」

後ろから昨日のザクの声

「ハァ?なんやそれ?」

「違うかったらえーねん!すまんな」

ホッとしたようなザクの声に

「…布施さんの
なにがえーねん…」

思わず声が漏れる。すると

「え!?なにって!わからん?
愛想えーし小柄で色白
その上かわいーし!
ほんで体操着の時見てみ?
結構巨乳やねんで〜!」

下品な笑いを浮かべながら
嬉々として話し

「ここだけの話オカズにしてる
男子の数ハンパないねんぞ?
もちろんオレもな」

ヒソヒソ付け足した

キモッ!吐き気する。

「…ほーか…」

それだけ言うて本に目線を戻した時

『おはよー!』 

布施さんがボクの
前に駆け寄ってきた

「…」

無言で目線だけあげると
おっきい目でこっちを見てる
言われてみれば
エライちっこいし色も白い
目もデカくてクッキリした二重

ふーん…綺麗な顔立ちやん…
男ウケえーのも
まぁ、わかるわ

『ん?どないしたん?
なんか付いてる?』

首をかしげいつもの調子で話しかけてくる

「…別になんも」

話を切ろうとした時

「布施おはよう!
今日いつもより遅いやん!
なんかあったん?」

後ろのザクが割り込んできた

『あ、おはよう!なんもないよ!
寝坊しただけ(笑)』

布施さんがそいつの方に
身体を向けて答える 

「なら良かった!
なんかあったらいつでも言うてな❤︎」

ここぞとばかり話しかけるソイツに

『うん、ありがとーね』

と笑いかける

アホな子。今向けたその笑顔ネタに
ソイツは今晩キミを汚すんよ?
それやのに無防備にまぁ…

ってそんなんボクには
関係ないけどね

でもなんか少しイラッとした

なんやろ?別にどうでもえーのに…
わからん感情に更にイラつきを覚えた
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