一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結
翌日、朝からブン太は見てない。
登校はしてるんだろうけど
うちのクラスには来ない。
ブン太は私に
逢いたくなったり
しないんだろうか…
私ばっか逢いたくなって
コレじゃ片想いと変わらない…。
よし!今日のお昼は
ブン太を誘ってたべるっ!
昼休み、意気込んで
隣のクラスへ教室を覗きブン太を探す。
居た!居た…けど…
なんで?何で隣に
瑞希ちゃんが居るの??
「ブン太先輩!
見て見て〜!
今日はマドレーヌ焼いたんですぅ❤︎
デザートに食べてくださぁい❤︎」
「まぢ!?さんきゅ!
ってゆっかオマエ昨日も
何かくれたし、イイ奴なんだな」
ブン太は瑞希ちゃんの
頭を軽く撫でた。
やだ…。何か。凄いやだよ…
「ブン太先輩〜
今日瑞希も一緒に
お弁当食べていいですかぁ?」
「ん?あぁ、良いんじゃね?
別に。赤也とかいるけど。」
良いんだ…
「わぁい!嬉しい!
ブン太先輩大好き❤︎」
瑞希ちゃんがブン太に腕を絡める
特に嫌がったり
離そうとする気配はなし。
…。
ブン太の隣は私じゃなくても
良いんだって思うには充分だった
仕方なく1人で中庭で
お昼を食べる。箸が進まない…
「布施さん。1人?」
『幸村?うん。まぁね』
「隣いいかな?」
『え?うん。どーぞ?』
私がそう言うと
幸村は静かに腰を下ろした
「…食べないの?」
殆ど手をつけられていない
お弁当に目をやった。
『あ…あ~ダイエット
しよっかなぁって…?』
また無理して笑う。
「フフフッ。そんなの
しなくても姫凪は
充分可愛いよ」
んなっ!サラリと何て事を!
しかも今、姫凪て呼んだ?
「俺も君の事姫凪って
呼んでいいかな?」
突然の事に戸惑う私を見ながら
楽しそうに幸村は笑う
幸村が私を姫凪って
呼ぶ?嫌じゃないけど…なんで?