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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結


「部長~何ぼーっと
してんですかぁ?今日の詩
出来たんですけど」

『え?あぁ、ゴメン。
もう出来たんだ早いね』

「勿論です🎶
瑞希イマ恋してるんで❤︎
超ノッテるんですよ❤︎」

私は文芸部で部長してる
部員の殆どは幽霊部員
この子は貴重な
レギュラー部員の武田瑞希ちゃん
積極的でとでも可愛らしい。

『恋してるんだ~。
で、どんな詩?』

私が聞くと自信ありげに
詩を読み上げた


《膨らむ気持ち》
私の気持ちは膨らむの
貴方の笑顔で膨らむの
貴方の噛んでるガムみたく
甘く大きくらむの
瑞希

え?まさか瑞希ちゃんの
好きな人って…?

「瑞希〜ブン太先輩の事が
好きになっちゃったんですぅ❤︎」

う…そ。だって瑞希ちゃんは
知ってるハズなのに…

「部長とブン太先輩の事は
知ってますけど…諦めないです❤︎」

サラリと略奪宣言?
そんなに奪いやすく見えてんの?

はぁ…もぅ嫌だ…
そんな私の作った詩といえば

《にわとり》
困った事も、不安な事も
後から後から付いてきて
歩く度に増えていく
ニワトリにナリタイ。
三歩進んで
全部忘れたい
そしたらキット
楽なのに。

姫凪

…暗っ!
今日は気分がノラないや…。

『今日は解散しよっか』

「はぁい!じゃあ瑞希は
テニス部に応援しに行こうっと!
部長わぁ?」

それ、聞く?【来ないで】
って顔してるよ?

『私はイイよ。』

「ですよね🎶さよーなら❤︎」

本当は観たいのに…
偽善者だな…私。
コッソリみちゃおうかな…

離れた所からそっと
テニス部の練習を覗く。
フェンスを囲むファン達
割り込む勇気なんか
あるわけなく暫く眺める。

やっぱりブン太って
カッコいいなぁ…
あ…休憩に入ったブン太に
瑞希ちゃんが近付いて
何か渡してる。
ブン太ってば
デレ~ッとしちゃって…
ばーかばーか…

…。ダメだ。
嫉妬ばっかでブスになりそ。
やっぱ帰っときゃ良かったかな。
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