一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結
「姫凪〜!
緊急事態!死ぬっ」
隣のクラスからブン太が
飛び込んで来た。
『どうしたの!?怪我!?』
「売店のグリーンアップルガム
売り切れてた…」
…。私の心配返して
『姫凪❤︎
ガム持ってんだろぃ?なぁ頂戴❤︎』
『はぃはぃ。ドーゾ』
ポッケからガムを取り出して
ブン太に渡した。
「さ~んきゅ!じゃあな!」
馬鹿ブン太。
さっさと帰んないでよ…
「全く…ブン太は子供だね…」
後ろから幸村の声がした。
テニス部の部長で
いつも穏やかに笑ってる
癒し系。一部で怖がられてる
なんて嘘みたいなイケメンだ
『いつもの事だよ。
大丈夫!慣れっこだって🎶』
チョット無理して笑って見せる。
「そうかい?無理しないで
何かあったら相談しにおいで?」
幸村は私の頭を撫でて
自分の席に戻って行った
はぁ…優しいな…幸村は。
私の胸は少しだけ軽くなった。
休み時間、昼休み
ブン太は来ない。
これも最近じゃ慣れっこ。
放課後はブン太はテニス部
私も文芸部だから
これまた スレ違う。
たまに一緒帰れても
テニス部の仲間と集団下校だし…
これってなんか
付き合ってるって言わなくない?
ブン太は何で私と
付き合ったんだろう…
好きになったのも
告白したのも私からだし
ホント自信なくす…
ネガティブな自分に
最近ほとほと疲れる…