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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第2章 天使の正体(忍足侑士*夢)完結


俺の足は布施さんの
席に向かってた。

「チョットエェか?」

山田と布施さんの間に
割り込み山田を睨んだ。 
多分ごっつ怖い顔しとったと思う

「お…忍足?えーっと…
どうぞ?じゃあ布施!
日曜日駅前で待ってる!」

山田はビビって逃げた。
ヘタレやんけ。
あんな奴と映画行かんでくれや? 

『何か用か?』

視線を本に戻して言う。 

「話しあんねん。チョット来てや」

布施さんを廊下に連れ出した

『話って何?忍足』 

強烈な違和感。
そういえばあの時も
俺の事名前で
呼ばへんかった。

「なんで侑士って呼ばんの?」

『なんで呼ばなアカンの?』

質問で返すなや。 
そんな冷たい声で返すなや…

「何で山田と映画いくん?」

『エェやん。何でアカンの?』

なんでって…何で?

『ウルサイ女が静かなって
ホッとしとるんやろ?』 

そやな…ウルサイって思ってた。 

『静かなんがエェんやろ?』

そうやん…それが俺の望みやった

『モウほっといて?』 

それは… 

「嫌や…」 

『はぁ?何なんそれ。
嫌いな女ほっとくんなんか簡単やん』

嫌いちゃうよ…
あんなん嘘やん…

『ウチ…嫌いって言われて
笑ってられるほど
図太くないし…
嫌われたからって…スグに
諦められる程
要領良くないんです!
忘れられんやんか…
だからモウかまわんといて…
頼むわ…』 

布施さんの目から
涙が零れた
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