一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
『ちょっと待って!意味わからない!
本当に怒りますよ!』
「うん、怒れよ」
『嫌い…大嫌いです…!』
「うん、嫌いとか知ってる。
今更言うなよ」
嫌ってくれ。
今日ここで木っ端微塵に
振ってくれ。
こうでもしないと
割りきれそうにねーよ
また明日からなんて甘かった
戻れるかバカヤロウ
好きだ…姫凪……
さっきの一瞬で落ちた訳じゃない
遊びだって笑ってた時から
もう落ちてたよ…
恋は始まってたんだ
『本当信じられない!なんで…
こんな事するんですか?!』
わかんねぇの?
伝わんねぇの?
ま、そんなの全部
俺が悪ぃんだけどなー…
「ゴメンな………」
『…そう思うなら離してください』
謝ったのはそっちに対してじゃねぇし
「いやだ…俺…さ
お前の事スゲー好きだったみたい…」
『信じ…られると思いますか?』
「思ってねぇから謝ったんだよ
今まであんなんでゴメンな…」
姫凪の髪の毛に顔を押し付ける
「俺…お前が好き…」