一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
気分転換に中庭などに出てみる
部活動中の生徒を見ながら
ゲームというのは
如何なものなのかしら?
と。少し複雑な心境になりまして
ゲーム機を鞄に仕舞いこみ
部活に励む生徒を眺めてると
「あれ?女王様!?こんなとこで
なにしてんのーー?」
聞くだけで嫌悪感しかない
不快なチャラ男の声がする
『別に。』
「やっぱ女王様!つめてぇの!(笑)」
本当に別に何もしていないのだから
それ以外に言いようがないだけです
『邪魔です。どこか行ってください』
「生意気なんだよな〜…年下のくせにさ
可愛いからってあんま男ナメない方が
身のためだぜー?女王様?」
ガラの悪い二人のうちの一人が睨み
腕を掴んでくる
『……!?』
「あれ?ビビった?」
イキナリ腕を掴まれたら
誰でもビビるでしょ?!
その上凄い力で引っ張られたら
私じゃなくても焦るのでは?!
って、なんで声が出ないの?
叫んで人を呼ばないと
マズイことになるタイプの展開ですよ?
ここどこ?ボールの跳ねる音がするけど
人は来そうにない