一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
女と飯食って腹ごなしに
程々にイチャついて
適当な理由つけて研磨の教室に
帰ってみると
廊下で研磨と姫凪がなんか
コソコソ話してた
そっと近づいて聞き耳を立ててみる
「へぇ、そんなに好きなんだ?」
『うん…好き!超欲しい!』
「え…ちょっと、ここじゃ無理だよ…
持ってきてないから…」
『だよね…』
「おれん家くる?」
『いいの?じゃあ今日は?』
「今日は部活」
『待ってていい?』
「いーよ」
なんだか怪しげじゃね?
好き?欲しい!?
何がだ!?
持ってきてねぇ!?
まさかあの薄々タイプのやつかァ!?
て!コイツら出来てんのか!?
研磨いつの間に…!?
「おーい!なんの話ー?」
思わず割って入る
「え?クロ?もう終わったの?」
おいおい。終わったとか言うな。
ま、終わらしてきたけども。
「まぁなー、で?何か楽しそうじゃん?」
『…黒尾さんも好きなんですか?』
なんの事だ?
ナニの事なら多分、平均より
はるかに好きだけど?
「お、おぅ。まぁまぁな」
とりあえず当たり障りなく答える
『へぇ…意外と気が合いそうですね』
姫凪が俺を見上げる
なんだ!?誘ってんのか!?
え?待て待て?
ちょっと嬉しそうな顔してる?
こんな顔もすんだ。コイツ。
なーんか超意外