一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
「ごめんなァ?研磨と部活の事で
話しがあってさー」
「そうなの?ごめんね?約束
忘れてるかと思って………」
「俺がオマエとの約束
忘れるわけねぇだろ?」
「え!ホント!?クロ好きー♡」
「俺もー♡」
なんてな?
自分でもよく回る口だって
感心する
でもこんな、その場しのぎにも
喜ぶのが俺の中の【普通の女】だった
姫凪はそれとは真逆に居る
誰が付けたか知らねぇけど
姫凪は
【難攻不落の女王様】
って呼ばれてる
ガードの硬さは類を見ない
どんな言葉も姫凪に届く事なく
叩き落される
遊んでそうな見た目に騙された
バカなチャラ男共が何人シカバネに
なった事だろうか
ま、俺もその一人なんだが
他の奴らと違うのは
俺はコイツの友達と友達だという事だ
コイツの友達というのは
俺の幼馴染で同じバレー部の
孤爪研磨
プリン頭で無愛想で何に関しても
興味のない通称[ヤル気無し男]
二人が友達な理由は知らないし
(って言うより二人の性格からして
聞いてもはぐらかされる)
ぶっちゃけ興味ねぇ
俺はこの【難攻不落の女王】に
【スゲー】とか【カッコイイ】とか
まぁディスる言葉以外のセリフを
言わせたいわけだ
別に好きとかヤリ…もとい。
お付き合いしたいとか
そういうのじゃ無くて
ただコイツが褒めたり笑ったり
そう言う普通の女子してるとこを
見てみたいだけ
ただそんだけだ