一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
「なんだよ姫凪ー俺が他の女と
揉めてるから妬いてんのかー?」
振り返り後ろの席の女に
笑いかけてみせる
『…悪いのは人相だけに
しといた方がモテるのでは?
人相だけでなく頭も悪かったら
救いようが無い気がするのですが?』
笑顔の俺に冷ややかな言葉を浴びせかける
コイツが俺の悩みの種
布施 姫凪
俺の全力のアピールにも
【そこそこ】の恋愛で培った
テクニックも全く通用しねぇ
ここまで無反応だと
逆に意地になるってもんだろ?
でもどうにも上手くいかねぇから
悩んでんだけどな
「今日も全力でディスるねぇー(笑)」
『そうですか?』
「自覚なしかよ!」
「あ、クロ。見つかったみたい…」
研磨が教室の入り口を指差す
「クロー!!一緒にお昼食べるって
言ったじゃーーーん!!」
いわゆる【普通に可愛い女】が
俺に向かって叫ぶ
見つかったらしゃーねぇか
「へいへーい。今行くー」
二人に軽く手を振って女の所へ歩いた