一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
〈からかうな〉とか
無理な話
俺はそういう習性だし
でも、お前に伝える気持ちだけは
いつだって大真面目だ
ホントこんなレアな事ないんだぜ?
背が高くてスポーツが出来て
顔がこましなら
【そこそこ】モテるもんだろ?
それに胡座かいて
好き勝手してるから
【そこそこ】止まりだけどな
それでも別に困った事はない
高望みしなきゃ
溜まる事もねぇし
毎日爽快だ
ただ、まぁ悩みが無いかと言われると
そうでも無いわけで。
「研磨ちょっと隠れさせてくれ」
「クロ、また?女の人と揉める度
おれのクラスに逃げて来ないでよ」
呆れたように言う研磨の隣に腰を下ろす
『ホントですよ、それに隠れるつもりなら
そのトサカみたいな頭をまず
なんとかした方がいーのでは?』
後ろから声がする
俺の悩みの種の声だ